MÉMOIRE

北ローヌと南ローヌの違いの覚え方

ローヌ地方は北部(セプタントリオナル)と南部(メリディオナル)で気候も品種もスタイルも大きく異なります。「北はシラー単一、南はグルナッシュ主体のブレンド」という骨格をまず押さえ、そこに代表AOCを紐づけると覚えやすくなります。

要点

  • 北ローヌの赤はシラー単一一部で白ブドウの少量補助が認められるAOCもある)。急斜面の段々畑が特徴
  • 北ローヌの白はヴィオニエ(コンドリュー、シャトー・グリエ)マルサンヌ/ルーサンヌ(エルミタージュの白など)
  • コート・ロティは赤(シラー)だがヴィオニエを少量ブレンドできると言われる。コンドリューは白でヴィオニエ100%
  • 南ローヌはグルナッシュ主体の地中海性ブレンド。シャトーヌフ・デュ・パプが代表で、複数品種のブレンドが認められる

北ローヌ・南ローヌの主要AOCと品種

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代表的なAOCを挙げています。細かな補助品種の可否はAOCごとに規定が異なります。

北ローヌ・赤(シラー主体)

  • 1Côte-Rôtieコート・ロティ
  • 2Hermitageエルミタージュ
  • 3Crozes-Hermitageクローズ・エルミタージュ
  • 4Saint-Josephサン・ジョセフ
  • 5Cornasコルナス

北ローヌ・白(ヴィオニエ等)

  • 1Condrieuコンドリュー
  • 2Château-Grilletシャトー・グリエ

南ローヌ(グルナッシュ主体のブレンド)

  • 1Châteauneuf-du-Papeシャトーヌフ・デュ・パプ
  • 2Gigondasジゴンダス
  • 3Vacqueyrasヴァケラス
  • 4Tavelタヴェル(ロゼで有名)

語呂で覚える

北ローヌ=シラーの赤

ロティ・エルミタージュ・コルナスはシラー三兄弟

ロティ=コート・ロティ、エルミタージュ=エルミタージュ(およびクローズ・エルミタージュ)、コルナス=コルナス。いずれも北ローヌの赤で、シラーが主役です。サン・ジョセフもこの仲間です。

北ローヌの白=ヴィオニエ

コンドリューでヴィオニエを一杯(グリエも)

コンドリューとシャトー・グリエは北ローヌの白で、ヴィオニエ種を用います。急斜面の白と覚えます。

南ローヌ=グルナッシュのブレンド

新しい教皇の城(シャトーヌフ)はグルナッシュで大合唱

シャトーヌフ・デュ・パプ(=法王の新しい城)は南ローヌの代表で、グルナッシュを主体に複数品種をブレンドします。GSM(グルナッシュ・シラー・ムールヴェードル)の頭文字も覚えておくと便利です。

確認クイズ

北ローヌの赤ワインで主役となるブドウ品種はどれ?

  • グルナッシュ
  • シラー
  • メルロ
  • ネッビオーロ
答えと解説を見る

シラー
北ローヌの赤はシラーが主役です。グルナッシュ主体のブレンドは南ローヌ(シャトーヌフ・デュ・パプなど)の特徴です。

白ワインの銘醸地で、ヴィオニエ種から造られる北ローヌのAOCはどれ?

  • コンドリュー
  • タヴェル
  • ジゴンダス
  • コルナス
答えと解説を見る

コンドリュー
コンドリューはヴィオニエ100%の白で知られます。タヴェルはロゼ、ジゴンダスは南ローヌの赤、コルナスは北ローヌのシラーの赤です。

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